機能訓練について

専門職からの機能訓練プログラムの作成

老健めぐみからリハビリ専門職(PT、OT、ST)がヴィラドゥのぞみに派遣され、職員と評価を行い、結果をだせる訓練内容を考えることで、専門的な視点で評価をすることができ、質の高い機能訓練の実施につながります。

理学療法士(PT)とは基本動作能力(寝返る、起きる、立ち上がる、歩く等)や日常生活動作(食事、排泄、入浴等)を中心に、評価・訓練を行います。

作業療法士(OT)とは日常生活動作(食事、排泄、入浴、更衣等)や応用動作(家事、買い物等)を中心に、評価・訓練を行います。

言語聴覚士(ST)とは言語機能(話す、聴く、理解する等)、嚥下機能(咬む、飲み込む等)を中心に、評価・訓練を行います。

以上、リハビリ3種類が揃っていることで様々な症状に対応できるとともにひとりひとりの利用者様に、それぞれの専門的な視点から協働してプログラムを立案しています。法人内で、通所リハビリテーションや訪問でのリハビリテーションと入所から在宅への連携も図っています。

職員の教育

医師やリハビリ専門職などがいない事業所では、専門職と協働してアセスメントを行うことで職員の教育につながります。ヴィラドゥのぞみも同様にリハビリ専門職(PT、OT、ST)が介護士・機能訓練士に指導を行っており、今までにない専門的な視点や知識、評価方法、機能訓練の内容を学ぶことができます。

設備の充実

油圧マシーンで安全に機能回復・筋肉トレーニングができます。 運動負荷が調節されるため、早く動かせば重く、ゆっくり動かせば軽くなりますので無理なく運動を続けられます。押すときも引くときも負荷がかかることから、往復運動で表裏の筋肉を同時に鍛えられます。おもり(ウエイト)式負荷のように力を抜いても勝手に戻らないため安全です。

身体のケア

機能訓練指導員として鍼灸師、柔道整復師が常勤でいますので、リラクゼーションやハリ治療など体のケアも充実しています。

初めまして機能訓練指導員山家やんべ)と申します。鍼灸師としてスポーツインストラクターや治療院、整骨院、クリニックでの物理療法、老健施設で機能訓練助手として勤めてきました。皆様と楽しく過ごしていきたいと思っています。宜しくお願いします。

プログラム内容

専門職(PT・OT・ST)と連携し機能訓練指導員がご入所様にあった様々な機能訓練メニューをご提供いたします。

  1. 個別機能訓練はスタッフとご入居者がマンツーマンで機能訓練を行うことで身体機能や生活機能を維持・向上を目指します。
    ・介護度の高いご入居者の場合居室まで伺います。
    ・ご入居者のお身体の状況に合わせて個別に行います。
    ・週2回から5回まで状況に応じて行います。
  2. 生活機能訓練は日常生活の中で身体機能の維持、向上を目指した訓練を行います。
  3. 集団機能訓練はスタッフと数人のご入居者が集団で機能訓練を行うことで、身体異能や生活機能の維持・向上、集団でのコミュニケーション能力や心の回復を目指します。
    ・身体体操・口腔嚥下体操・脳トレなどほぼ毎日行っております。
  4. その他  レクリエーション等も行っています。