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9月30日 少し遅めの秋分の日

本日「ヴィラドゥのぞみ」では、少し遅めになりましたが、お彼岸のおやつである、『おはぎ』をご提供させていただきました。

ご利用者様は、「おはぎ」の餡子について、「みなごろし(こしあん)だ!」「はんごろし(つぶあん)の方が好き!」と、知らない人が聞けばビックリするような物騒な会話をされながら、のんびりとおやつの時間を楽しまれていました。

ちなみに、この物騒な餡子の呼び名が生み出す勘違いは、落語や昔話にもなっているそうです。

また、中には「これはぼたもちだよ」と話される方も。

調べてみると、春先の皮が硬い小豆を使う際には、皮が気にならない様に取り除いて「こしあん」にするそうで、牡丹の花のように大きめに作られたものが「ぼたもち」と言われるようです。

逆に秋の皮が薄目の小豆を使う際には、皮ごと利用する為に「つぶあん」になり、秋の七草のひとつである萩の花に似せて小ぶりに作るので「おはぎ」と言われるそうです。

・・・秋の七草なんてあったんですね。

ご利用者様に秋の七草についてお聞きしたところ、「あるわよ」「ススキとか、女郎花とか」「お茶やっていた時に覚えたわ」などと、笑顔で秋の七草について教えてくださいました。
私たちスタッフもたいへん勉強になりました。

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